寿司の伝統 その8

寿司の伝統 その8

すしの起源について、詳しく追ってみましょう。すしの発祥は、紀元前4世紀ぐらいにまでさかのぼります。当時の東南アジアで、タンパク源をなかなか確保できない地域がありました。ここでは、タンパク質が非常に貴重となります。これを補うために、お米の中に塩味をつけた魚を漬けて発酵させます。魚の肉を保存するためのよい方法であると同時に、味もよくなり、さらに栄養素も豊富になる、まさに一石三鳥の方法でした。漬け込む期間は数十日から数か月です。食べるのは魚だけで、漬け込んだ米は捨てられていました。

 

中国大陸にこれが伝わると、いずれ日本にも伝わってきました。それが、大体平安時代ぐらいのことです。もともと日本人は米が好きだったので、漬けた魚だけでなく、ご飯も一緒に食べていました。これが、「生成ずし」と呼ばれるようになり、人々の人気を集めました。こうしてだんだんと、米と魚を一緒に食べる現在の寿司の形に変わっていったのです。

 

 

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